よく聞くけどプロダクトローンチって結局なんなの?猿でも分かる徹底解説
ネットビジネスをまだ経験していない人には初耳かもしれませんが、
この言葉は結構聞く言葉だと思います。
プロダクトローンチ。
聞いた事はあるけど、結局それってなんなの?
そういう人もいるかもしれないと思ったので、
今日はこのお話をしておこうと思います。
プロダクトローンチとは?
なにこのカタカナ。難しそう。コワい。
そんなことないから心配しないで(笑)
今日は誰でもわかるように説明しますからね。
まず、プロダクトローンチっていうのはマーケティングの手法です。
売るときの戦略といいますか。
ちょっと前まではこれが結構主流だったんです。
今でも結構使われてますけどね。
具体的にどういう戦略なのかと言うと、
まったくの知識0の人に対して、
「知る、わかる、できる、習慣」の4つのステージを与える事。
「知る、わかる」までは無料でプレゼントする。
「できる、習慣」のレベルで有料化。
この流れをプロダクトローンチって言うの。
商品を販売する前にこのプロダクトローンチをきっちり準備しておくと、
売り始めた時から短期間で爆発的に売り上げを期待できる。
その為にステップを踏んで戦略的に見込み客を教育するのだ。
ちなみに、これを作ったのがジェフ・ウォーカーさんって人。
やっぱ外人ってすごい。
予備知識はこれくらいにして、具体的に説明しましょう。
プロダクトローンチは全部で4つのステージがある。
ステップ1:プレローンチ
これは最初の段階である「知る」をクリアする為のステージ。
つまりアクセスコンテンツとも言えます。
この場合のアクセスコンテンツはメールの場合が多い。
ランディングページを設置して、無料登録したら流れるメールです。
よくあるスタイルではちょっとずつ動画が増えていくタイプ。
こういう商品があるんだけど知ってますか?みたいな感じで対談形式に進んでいく。
最初の1本目で新情報を理解させるんですね。
で、4本目にセールスレターの告知。
明日の○時に発売を開始しますみたいな。
動画の場合4本仕立てが定例みたいです。
これが一番売れる回数なんだとか。
ステップメールは別ですけどね。
無料オファーとか登録してみると大体こういう構成になってるはず。
今まで登録した物があったらもっかい見てみてね。
ステップ2:リレーションシップ
ランディングページで集まった人を動画やレポートで教育していきます。
最初の動画で新情報を提示して興味を引かせる。
ドラマで言う予告編みたいな。
「え、そんなことができるの?」っていいとこで終わる。
で、続きは明日のメールでみたいな。
そうやって相手を自分の世界に引き込んでいく。
また、反応を高めたり濃い顧客を増やす為に、
コメントをしてくれた人には○万円相当のプレゼント。
これもよくある手法です。
買う意欲がある人はガンガンコメントいれますからね。
しかもそれが掲示板形式で反映されるので、他の人もさらに興味が湧く。
「あ、この人も同じ事で悩んでるんだ」と共感させる。
そうやって口コミ効果も同時に狙っているんですね。
ステップ3:ローンチ
教育も済んで、これから売り込みかけるぜ!って段階。
販売期間を限定したり、すぐ値上げしちゃうよ!って言って希少性を高める。
これで初動が爆発的に売れる訳だ。
すでに動画やメールで1週間くらい教育されてる状態だから、
集まってる人はもう欲しくてたまらない感じ。
最初の50人はさらにこれも付けちゃう!とかやったら、
もう急いで買いにきちゃうわけです、はい。
ステップ4:ポストローンチ
購入してくれた人、買わなかった人ともに交流していきます。
実際に購入してくれた人の失敗例や成功例をまとめて、
購入しなかった人にお客様の声として出すなど、さらに購入意欲を掻き立てます。
すると値上げ後であっても見込み客は買ってくれる様になるんです。
また、それでも買わなかったとしても有益な情報提供をしていきます。
そしたら別の商品でも売れるかもしれないですからね。
つまりアフィリエイトもできちゃうってこと。
なんとなくわかってきたかな?
「あー、そういう戦略でやってたのね」って人もいるかもね。
逆に、情報過多の今ではこの手法が流行りすぎて、
1本目の動画を見た瞬間に解約する人もいる。
「あ、また売り込まれる」
そう直感してもらうものだけもらっていなくなるんです。
「え、兄さん。じゃあもうプロダクトローンチは使えないの?」
ご心配なく。確かにプロダクトローンチは効果が落ちているのも事実。
だから無料オファーの1件あたりの報酬が1000円とかになってるんだよね。
昔は300円とかが普通だったのにね。
なんでそうなったかわかる?
これはちょっと考えるとわかることなんだけどね。
プロダクトローンチはもう使えない?
あなたも無料登録を体験してるなら気付くかもしれない。
売れないローンチってどんなのか?
それは、無料のプレゼントの質が悪いってこと。
プレゼント欲しさに登録してみたけど、見てみたら大した事ない。
あー、じゃあいいやってなっちゃうのよ。
質が悪いとも言えないけど、みんながその品質に慣れちゃってるの。
その程度じゃ満足できねーよ!って欲が出ちゃってるのよ。
だから中途半端なプレゼントは結構無意味だったりする。
「嘘だろ・・・?こんなものを無料でプレゼントだと?」
それくらいのインパクトがあれば最高。
無料でこれだけなら金払ったらどうなっちゃうの?ってなるわけ。
つまり「相手の期待値を大きく超える」これが重要。
例えばメニューがしょぼい店で注文するとしよう。
そして、実際に料理が運ばれてきた時、想像してた物よりすごいものがきたらどうだろう?
「え、これで600円?うそでしょ?」
みたいな感じになっちゃうでしょ(笑)
するとあなたはその店にまた来たくなってしまう。
「今度は友達も連れてこよう。」とウキウキしちゃう。
それを狙うんです。
これが爆発的な売り上げを出す秘密。
だから中途半端な物は売れません!
あなたがもしこれから自分の商品を売るってことになったら、
その点は十分理解しておきましょう。
購入者の目線にたって考えることが大事。
これ情報販売だけじゃなくリアルビジネスでも同じだからね。
人間はサプライズに弱いのよ。
もちろんプラスの方向のね。
どの段階で何を売るか
知る、わかるの段階は無料で提供すると最初に言いましたが、
そのまんまです。
これを徹底的にクオリティを上げていきます。
買わなくても無料で幸せが残存するように。
強烈なインパクトを見込み客に与えていくんです。
「この人は今までの販売者と違う・・・」
それくらいの無料でも高レベルなものを心がけましょう。
買わなかった人もあなたの存在が忘れられなくなってしまいます。
そんで、会得するには4つの段階があるって言いましたよね?
知る、わかる、できる、習慣です。
わかるまでを徹底的に無料で提供。
できるようになるために教材を販売します。
これがフロントエンド商品ってやつ。
ちょっと安めだけど高品質。
これはぶっちゃけ赤字でも構わない。
とりあえずいい物をぶっ込む。
マックとかで言うハンバーガーも実はフロントエンド商品なのだ。
100円マックとか嬉しい限りだけど、利益率は微妙。
だから「ご一緒にポテトはいかがですか?」って聞いてくるでしょ?
あれがバックエンドだったりする。ポテトの方が利益率が高いのだ。
バックエンドってのは本当に売りたい商品の事。
つまりフロントで赤字になってもバックエンドで利益になればいいって事だ。
まぁ、ポテトの場合はクロスセルとも言うか。
ちなみにクロスセルって言うのは関連商品を買わせて客単価を上げる事。
Amazonとかが得意で「これを買った人はこの本も買っています」ってやつの事ね。
とりあえずここで大事なのが「お金を払ったか払わないか」ってこと。
無料でいい物を提供していると安いフロント商品は買ってもらいやすくなります。
安いって言っても1万くらいね。
1万でも5万円分の教材の価値くらいの物を提供する。
売れてきたら値上げする。
長く売れるってことは品質がいいってことだから値上げしてもしょうがないのよ。
でも「できる」っていう段階はかなり奥が深い。
毎日やってもらわなければ意味がないのだ。
人間は一人で教材に向かってるとモチベーションが落ちてくる。
勉強も一緒だと思う。
だから家庭教師っていうものが売れるんだよね。
つまり逃げられない環境の提供。
マンツーマンでやれば「やる」って選択肢しかなくなる。
でもこれは自分の負担もでかい。
だって家まで訪問したらその間他の事できないからね。
だから塾よりちょっと値段は上がっちゃうのよ。
それがバックエンドってやつ。
この教材だけでも素晴らしいんだけど、一人じゃ手が止まっちゃう。
だから僕がコーチングなりコンサルなりしてあげましょうか?ってサービス。
強制的に継続出来る環境を作り出す事で成功から逃げられなくなる。
その代わり○十万円っていう高額のサービスにはなりますよーってこと。
「本気で成功したい、この人は信じられる」ってことになると売れちゃいます。
では、今日はここまで!
今回は久々の実践形式じゃない記事でした。
たまにこういうマーケティングの知識もぶっこんでくからね。
なにか知りたい情報とかレビュー依頼とかあればコメントくれれば、
僕の方で調べて記事にしますのでお気軽にどうぞ^^
今回のまとめ
・プロダクトローンチは「知る、わかる、できる、習慣」の流れの販売戦略
・「知る、できる」では無料で徹底的にいいものを
・フロントエンドで安く(赤字でも)、バックエンドで高く(利益率を)
・買ってもらえなくても幸せを残存させろ
・買った後もコミュニケーションをしてアフィリエイトしよう